YOU MAKE SHIBUYA クラウドファンディング
実行委員会
コロナで渋谷がひときわ大きなダメージを負った理由
渋谷は、約23万人の渋谷区民だけでなく、日々訪れる延べ300万人以上もの人たちが文化と経済を支えてきてくれた街です。
しかし“外出自粛” の象徴のように静かになった渋谷はそのぶん、とても大きなダメージを受けました。
300万人の来街者←→23万人の渋谷区民
1日約300万人の来街者に対して、在住区民は約23万人。
日本でも有数の企業が集まっている渋谷区は とても裕福な都市とイメージされがちですが、法人税が歳入に含まれない渋谷区の財政にとって、1日約300万人の来街者を想定した街の経済を、23万人の区民の負担でサポートしていくことは難しい状況です。
渋谷の経済と文化を支え続けるために、在住区民のみなさんと、渋谷を愛する全国のみなさんの力をぜひ貸していただきたいのです。
渋谷駅の利用者数 81%減
JR東日本、東京メトロがまとめた主要駅の改札通過人数の推移を内閣官房が発表しました。(※)そのデータによると、2020年4月の渋谷駅の利用者は81%減(前年比)。
渋谷の街が負ったダメージの大きさは、こんなデータからも想像することができます。
ウィズ/アフターコロナの時代の時代に向けた課題
これからも、感染症対策等に十分配慮した“あたらしい日常”が続いていきます。
エンタメ業界においては、例えば東京都内でも6月19日からライブハウスの営業が再開できるようになり、一部の大規模なイベントを除き休業要請は解除されました。しかし“三密回避”など感染拡大防止対策に留意する必要がある以上、以前のように“現場”にたくさんの人の熱気が溢れかえるようになるまでには、まだ時間がかかるでしょう。
また、ライブハウスやクラブ、劇場など、あるいは実演家にとっては、充実したオンライン配信環境を整えるための負担は大きく、実施が難しい場合が多いのが現状です。
ファッション業界においてはECサイトという販路は普及しているものの、やはり“街で好きな服に出会う”という機会の喪失が与える影響は大きく、またEC展開をしていない店舗にとっては、来街者の減少はこれからも大きな痛手となります。また飲食・理美容業界ほか、多くの業種において同様に苦しい状況は続いていくと思われます。
すでに国や行政、もちろん渋谷区からも一定の支援が行われていますが、これからもいわゆる第二波、第三波に備え、エンタメやファッション、飲食、理美容といった渋谷のコアカルチャーを守り、つなぎ続けるために、いま、渋谷区民のみなさんと渋谷を訪れるみなさんのご協力が必要です。
渋谷という街は、多くの人々や事業者にとって、夢を実現するきっかけとなる場でもあります。
これからも渋谷で生まれ育っていく文化の礎を、みなさんとともに守りたい。
また、より多くの人たちに安心して渋谷を訪れてもらえるよう、より安全な街にしたい。
このクラウドファンディングで集まった支援金は、みなさんにとって身近な街づくりのための資金として活用されます。
実行委員長
大西賢治
渋谷区商店会連合会 会長
不要不急の外出の自粛など、皆さんの協力のおかげで最大の危機を乗り越えることができたと感謝しております。しかしながら、カルチャーの発信地でもある渋谷を支える多くの商業や産業は、いまだ大きなダメージを受けています。事業者の方々はこの先に不安を抱きながらも、日々努力と工夫を重ねながら事業を存続できるように頑張っています。みなさんが、安心して渋谷を訪れ、安全に楽しめる街になり、渋谷の街が元気を取り戻すことで、渋谷だけではなく全国の商店会も活気が出ると思っています。渋谷を愛する皆さんのお力をぜひお貸しください。